こんにちは、kokochiです。
今回は、勢いで盆栽を買ってみました。
盆栽のことわかっていないですけど、木は好きです。
特にケヤキが好きなんです。
建築が好きで、建物と植栽ってとても関係がありそこから興味を持ちました。
あんなに大きなケヤキが、小さな器の中にスケールダウンして育っているのってスゴイ!
盆栽を真面目にされている方から見ると無茶苦茶とは思いますが、まずは素人の盆栽購入と最初のレビューをしたいと思います。
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購入の経緯
建築が好きで良く建築の本などみるのですが、本に乗っている簡単な配置図には、植栽が緑色で感じよく描かれています。
この配置図に植栽を描くことでその建物が映えて見えます。
完成写真も植栽と合わせて撮られていて、建物と植栽の関係は切っても切れない関係と思います。そんなことで木には興味があります。
私は、落葉樹が好きです。日本の四季に合わせて毎年変化するところが好きで、新しい芽が出て春のおとずれを感じたりし、季節が感じられます。
夏は葉で日差しを遮り木陰をつくり、冬は葉がないので日が入り込む。なんか機能的で好きです。
針葉樹と広葉樹では広葉樹が好きです。
どっしりと大きな木で、枝もその木によっていろいろな形となり、見ていると楽しい。
葉っぱも葉っぱらしいですよね。『The・木』って感じ!
そしてその木の中で一番好きなのが、『欅(ケヤキ)』
街路樹や神社や公園どこででも見られる木ですが、形が好きです。
1本だけでそびえ立ったところなど最高です。
特に放射線状にキレイに伸びた形が好きです。
そんな時インターネットでケヤキの盆栽を見ました。
実際のケヤキをそのままスケールダウンしたフォルムのものが、小さな鉢に入って部屋で鑑賞できるなんてスゴイなぁと感動したのです。
本物というか、実際に生えているケヤキの葉っぱと同じ形で、ご飯粒を大きくしたぐらいの葉っぱが生い茂るわけですから、まさに生きたフィギュアみたいです。
盆栽を真剣にされている方からするとこんな言い方葉失礼なのかもしれませんが、感動しました。
ネットで見たケヤキは販売されていて30万円程していました。
ぱっと買えるものでもないし、盆栽のこともわからないのでそんな高価なものは買えないですが、もっと小さな可愛らしいものであれば1000円ぐらいから売っていました。
これぐらいなら買えるな、と思って探し始めました。
2021年新年を迎え、我が家(私の机の上に)に何か新しいものを飾る為に、ケヤキの盆栽と思い、正月にポチッと購入ボタンを押しました。
私が購入したケヤキ
お手頃の値段の物を2つ購入しました。どちらも送料込みで2千円程度でした。
1つは、一般的な「ケヤキ」
少し細いですが、初心者にはまずこの辺りからでちょうどいいと思います。
幹の太さなどで値段が大きく変わるようです。私のは7~8ミリ程度です。
1センチ以上の太さになるとかっこいいです。
サイズ:幅8センチ 高さ15センチ
もう一つは、「ニレケヤキ」というものを買いました。
全く形が違いますが、面白い形をしていたので1つでは寂しいと思い購入しました
サイズ:幅13センチ 高さ10センチ
ミニ盆栽が到着
最初に届いたのはケヤキです
1月1日に購入ボタンを押して、1月3日に届きました。
梱包の中に、育て方のポイントというリーフレットがついていました。
簡単ではありますが、育て方のポイントがわかるようになっていますので助かりました。
ニレケヤキは正月休みの為7日に届きました。
正月なので当然と思います。こちらの梱包もしっかりしていて安心しました。
残念ですが、リーフレットは、無かったです。園芸屋さんで買ってもついていないのでこれが普通かな。
さてこれから我流ですが、この可愛らしいミニ盆栽を育ててみようと思います。
新年そうそうなんだか楽しみが増えました。
ミニ盆栽の育成レポート
梱包から取り出して、机の上で眺めていると気になることがでてきました。
せっかく2つ並べて飾ったけれど、器の統一感がないのが気になりはじめました。
でもいきなり変えて枯らすかもしれないので、少し様子をみることにしました。
あと、家の中で育つのかも心配です。なので仕事いく前に外に出して、帰ってきたら家に入れようとは思うのですが、私の性格上続かなくなると思います。だから休みの日など気が向いたときにすることにします。
前に100均でサボテンを買ったのですが、最初に水やりを頑張りすぎて、水のやりすぎで枯らしてしまったことがあります。
最初から張り切らずに、マイペースで育てて行くことが肝心。
水やりの道具を100均で買ってきました。
霧吹き用のプッシュ式スプレーと水指し用です。机の上なので、小さな植木鉢に水やりしやすいようにいろいろ探したところ、マスタードなどを入れる容器を見つけました。
私的には、結構便利でこぼすこともなく適量の水をあげれるので、意外に使えます。
ニレケヤキが届いて一週間程経ちましたが、やはり器が気になります。
先日100均で目星を付けていた器があるので、ケヤキを眺めながら想像してみたところ、絶対良くなると思ったのて買うことにしました。
盆栽用の鉢ではなくただの小皿なので、水はけのことを考え穴をあけて使うことにしました。
ホームセンターで陶器用のドリルの刃と、園芸用の砂、100均で器と受け皿を購入。合計1,500円程でした。
次の休みの日に穴を開ける段取りまで完了。
器の加工
ホームセンターで陶器用のドリルの刃が結構高かったので、5ミリの刃にしました。これでも1000円程しました。
穴が小さい分、たくさん穴をあけようと思い5箇所あけることにしました。
これが失敗でした。
陶器がこんなに硬いものと思っていませんでした、ドリルですぐに穴があくものと思っていたのですが、なかなかあかない。2つあるので合計10箇所の穴をあけなければいけません。すべての穴をあけるるのに1時間ぐらいかかりました。
印を付けて穴をあけましたが、滑ってズレたりしたので均等ではありません(笑)
見えないところなので、気を取り直し次の工程へ
器の水抜きが終えたので、抜けた水の通り道と風の通り道と思い、器の台輪部分に切り欠きを入れようと、やすりで削リます。
結論、ドリルで穴開けるより大変で途中で断念。1箇所切り目が入った程度で完了?(終了)
他に方法がないか思案しましたが、諦めました。
これに疲れ、植え替えまでの気力がなかったので、今日のところはこれで終了。
来週の休みに植え替えします。
楽しみは、来週へ
ニレケヤキが芽吹きました
器の加工が終わり、盆栽を眺めていると、枝の先端に緑色の点が見えます。
ひょっとして『芽が出た?』この気持ちなんとも言えませんが、なんだかとても嬉しいです。
今までタダの枯木のように思えていたのですが、初めて『生きているんだ!』と思えた一瞬です。
まだ1月24日ですが、最近暖かかったのか、家の中で育てているのでかわかりませんが、こんな時期に目が出るんですね。
1月28日にはTwitterでつぶやきました。
https://twitter.com/50sReview/status/1354554885316857857
ただケヤキの方はまだ音沙汰なしです。大丈夫かな?
ケヤキとニレケヤキの植え替え
1月30日、今日は少し寒いですが、仕事も休みなので先週の続きで植え替えをします。
まずは、新聞紙を敷いて、今の植木鉢から引っこ抜こうとしたのですが…? 抜けない。
どうも土の中で、根っこと鉢を針金でくくり付けているようです。
なるほど、そうやって固定するんだ!なかなか取れない針金をやっとこさ引き抜き、鉢から取り出せました。
ケヤキ
ニレケヤキ
針金が必要ということを知らなくて準備していません。まぁ今回はなしでやってみます。
しかし、根がこんなに長いとはびっくりです。土の上に伸びた部分の高さよりも倍ぐらい長くなっています。鉢からあふれるので少し切りました。
半分ほど土を入れて、その上に置いてまた土を被しました。
最後に苔を乗せました。苔が表面を覆いかぶさってくれるといい感じになると思うのですが、苔くん頼みますよ!
針金を使っていないので、土で固めて安定させるしかなかったです。本当はダメなんでしょうね。
次回の、根の切り取りをする時は針金を使います。
初めての植え替えはこれで完了。
植え替え完成
ケヤキ
ニレケヤキ
次は、下調べしてからやろうと思います。
とりあえず、器が統一されたので、見た目は良くなりました。(※個人的に思っているだけかも)
本格的な盆栽では、鉢は釉薬の鉢なんだと思います。100均のお皿ではと思うかもしれませんが、まずは盆栽の取っ掛かりで、自分が気に入ればそれで良し!
皆さんどうでしょうか?前より良くなっていまか?
これからのリモートワークも楽しくなります。
最後に
もっと盆栽について勉強してからとも思いましたが、行きあたりばったりでしました。
今まではいろいろと下調べしてから物事を進めていたんです。
よく考えてみると、そんなことをしているから調べただけで終わってしまったり、結局面倒になりやらなかったりしていました。
それって何も行動していないのではないか?と思うようになり、考え方を変えて、『まずやってみよう』やりながら考えようと思うようにしました。
今回もそうです。
何も調べずに盆栽を買って、鉢の代わりにお皿を買って穴を空けて植え替えました。
今までなら、色々調べ、買う前に現物を見て、お店の人に聞いて購入します。どうせ買うなら良いものを買いたいと思い、どれを買うか悩んでいたと思います。
多分、まだ購入さえしていない状況だったと思います。
どっちの方が良いかはわかりませんが、これからの人生変えてみようと思っています。
これからも今までと違うことをして、新しい発見や違う考え方などが生まれたら、人生が楽しくなるかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございます。