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最新情報!紅葉の見頃・京都、東福寺のぶらり散歩

紅葉シーズンに入りました。

今日は天気も良く暖かい気温なので絶好の散歩日和。

何処かないかなぁ…紅葉のシーズンがスタートしたところだけど、どうだろう。

そこで頭に浮かんだのが京都、紅葉、東福寺!

しかし、紅葉で有名なので、混雑していないだろうかなど色々と考えたが、行くなら今日しかない!と自分に言い聞かせて、なんの準備もせずに身体一つで行ってきました。

やっぱり行って大正解だったので、みなさんに紹介します。

 

京都の紅葉の名所といえば

嵐山、清水寺、北野天満宮、永観堂、鞍馬寺などたくさんありますが、東福寺を外すわけにはいかないですよね、通天橋から見る紅葉の景色は印象に残ります。

境内の一部が深い谷になっているので、木々が重なって深い趣のある紅葉となり壮大な景色で心奪われます。

しかし、有名なスポットは紅葉シーズンとなると人混みでゆっくり見物できないと思っているのではないでしょうか

コロナ禍で、外国人観光客がほとんどいなかったので、ゆっくり楽しめました。

これだけ暖かい時期で、見頃より少し前でしたが、そこら辺も良かったと思います。

 

東福寺はどんなところ

創建は鎌倉時代、関白・藤原(九條)道家が、東大寺の「東」と興福寺の「福」の字から命名し、九條家の菩提寺として道営。

京都最大の大伽藍。

京都にある臨済宗の五大寺。南禅寺を別格とし、その下に天竜寺・相国寺(しょうこくじ)・建仁寺・東福寺・万寿寺が位置する。室町時代、足利義満の時に定められた。

円爾 弁円(えんにべんねん)こと聖一国師を開山としている。

『一時坐禅すれば、一時の仏なり 一日坐禅すれば、一日の仏なり 一生坐禅すれば、一生の仏なり』

臨済宗東福寺派大本山 塔頭25寺院。

主要伽藍の北には洗玉澗(せんぎょくかん)という渓谷があり、西から東へ「臥雲橋(がうんきょう)」「通天橋」「偃月橋(えんげつきょう)」という3本の木造橋廊が架かり、東福寺三名橋と呼ばれています。

昭和の作庭家・重森三玲による方丈庭園も有名。

■750年なり続く、深夜の送り鐘

毎夜11時15分ごろから18回、開山堂常楽庵鐘楼の鐘がなります。開山・聖一国師以来の週間。五山・建仁寺の住持でもあったので、東福寺のお勤めが済めば建仁寺へ移動。このとき東福寺では送り鐘でお送りした。建仁寺では迎え鐘でお迎えしていた。

 

東福寺アクセス


最寄駅:

JR 東福寺駅 京阪 東福寺駅 徒歩10分 ※京阪 鳥羽街道駅 徒歩10分

 

今回の散歩コース

京阪・東福寺駅から東福寺を散歩し、京阪・鳥羽街道までのコース 約2時間

午前中や午後からなどお手頃な時間で大変満足できる散歩ではないでしょうか、

東福寺は、門がたくさんありどこからでも入れるので今回私が散歩したコースの逆で鳥羽街道駅から東福寺駅でもいいと思います。

では散歩スタートいたします。今回私は11:00にスタートしました。

京阪・東福寺駅 東側に降りて改札を出るとすぐ突き当たりの道路が奈良街道

正面にお土産屋さんがあって京都らしい感じです。

イメージしていたほど人がいないので、全体で考えると寂しいですが、個人的にはゆっくりと紅葉が楽しめるのではないかと、期待感が上がりました。

奈良街道を南に歩いて行きます。高架道路手前に、ハンバーガーショップがあります。

■ドラゴンバーガー

テレビで紹介されているところをたまたま見ていたので気になって覗いてみました。

テレビではお笑い芸人が取材し、ロンドンで開催されたハンバーガーの大会で2年連続チャンピオンのアダム・ローソン氏が京都をイメージしたレシピを伝授したお店です。

 

高架下をくぐり、次の筋を左折(東へ)し少し坂道を直進し突き当たりに石碑が見えます。「名勝 通天橋」

ここを右折(南へ)進んでいきます。突き当たりに臨時駐車場があります。値段は1回2,000円、バイク・自転車は無料です。

お寺が続くので土塀や石垣塀の道で趣がありますのでのんびり歩きましょう。

 

■霊源院

水子供養のお寺のようで、かわいらしいお地蔵さんが6体横に並んでいて和やかです。

門から覗いているので、覗いてみるといいですよ

そのまま南に進んでいきます。しばらくすると毘沙門天王の石碑があります。東にいくと毘沙門堂の勝林寺があります。秋の特別拝観の看板があります。

 

■栗棘庵(りっきょくあん)

普段は一般公開はしておらず、秋のお弁当のシーズンのみ。お食事客にのみ開かれる景色があります。

京料理 高澤と看板があり、「紅葉弁当」3,250円(税込)1種類のみとなります。

■明暗寺

時代劇などで「僧」と称して 尺八を吹き、諸国を行脚した有髪の僧で、尺八が刀だったりそんなシーンありますよね。その虚無僧発祥のお寺。

 

 

■五大堂同聚院

祇園の芸妓で胡弓の名手として知られ、アメリカの大富豪モルガン氏と結婚。モルガンお雪さんの信仰を縁として、全国の女性から「働く女性の守り本尊」としてあつく信仰されている。

ここの境内には大根焚きが販売されていて休憩できるようになっています。

この先の終点が、「臥雲橋(がうんきょう)」です。

ここまでの時間は、ゆっくり歩いて20分ぐらいです。

 

■臥雲橋(がうんきょう)

洗玉澗(せんぎょくかん)という渓谷がありそこを東西に渡る橋が3つあります。

東福寺三名橋の中では、一番南にあり、ここは一般に開放されています(無料)

立屋根付き木造の橋廊。車無理ですが、生活道路として通行でき、単車・自転車は下車して通行できるようになっています。

京都の人はこの景色を普通に見ることができるなんていいですよね。

紅葉はちょうど見頃になる手前ぐらいです。しかし十分に綺麗です。

少し混雑していますが、従来やピークに比べると少なくてラッキーです。

普段ならこれで十分ですが、今日は紅葉を満喫すべく、先に進みます。

橋を過ぎるとまた普通に境内の外の通路になります。

しばらく静かな小道を歩くと左手(北側)に日下門、右手(南側)の先には中門があります。

 

■日下門

東福寺には門がたくさんあります。入り口も1箇所ではない。それだけスケールが大きいわけですね。

日下門から境内に入ると、正面に本堂・方丈・庫裡が見え、左手に殿鐘楼・経蔵が見えます。

まず右手にトイレがあるので、境内はとても広いので、こちらで利用しておいて下さい。

どうまわるか悩みますが、まずは目的でもある紅葉から行くことします。

■通天橋・普門院庭園 拝観

本堂を左(北方向)に進み、受付にいきます。

紅葉シーズンは拝観料1,000円になります。

注意事項は、三脚、スケッチ禁止、ペット、飲食、喫煙もダメ。再入場ができないので後悔のないようにじっくり鑑賞しましょう。

いざ庭園へ

庭園に入ると別世界です。スゴイ!

圧倒されっぱなしです。本来なら人混みで落ち着いてみることできないだろうなぁ。

進路順に進んでいきます。

渓谷の川の方に下ると、落ちたもみじが積もり赤い絨毯となっています。

下から通天橋を眺めるのもいい感じ。渓谷を反対に登ると少しの広場がありここで休憩できます。

■愛染堂

丹塗りの柿葺き八角円堂。愛染明王(あいぜんみょうおう)を祀っています。

愛染明王は真言密教の教主・大日如来、または金剛愛菩薩が仮の姿で現れる仮現と言われています。恋愛成就・美貌を願って信仰されています。

 

■普門院・開山堂

現在、普門院は保存修理工事を実施中。令和7年 10 月頃終了予定。

開山・円爾(えんに)こと聖一国師をまつる開山堂

山畔を利用した築山風とした観賞式庭園でダイナミックな庭園です。

 

■通天橋

日常のあらゆる所作を修行と考える禅宗、通天「通ずるべき天」も、自らの心のうちに見い出すべきもなのか。

開山である聖一国師をまつる常楽庵に通じる橋とも考える。

通天橋を渡りを得ると出口になる。

■庫裡

寺務を行ったり、行事のときに食事を用意したりする場所。方丈庭園の入口にもなっています。

ここで方丈庭園の拝観料を払います。拝観料は500円

■方丈庭園

方丈とは、禅宗寺院における僧侶の住居であつたが、応接の間の役割が強くなった。

この方丈には東西南北に四庭あり、八相成道に因んで「八相の庭」と呼んでいる。

作庭家、重森三玲によって昭和14年に完成。

南庭

北庭

西庭

■偃月橋

「偃月橋」は、庫裡の方丈庭園拝観受付の脇道を東に進み、突き当りを左に曲がると到着します。東福寺三名橋の中では、東端に位置し、龍吟院と即宗院に向かう橋です。桟瓦葺きの単層切妻造の屋根は1603年に再建され、秀吉の正室である北政所・ねねが龍吟院にお参りするために架けられたといわれます。

■龍吟院

南禅寺の開祖でもある東福寺第3世 無関普門の方丈。現存最古の方丈建築で1387年に建てられ1963年国宝に指定。

作庭家 重森三玲により、昭和39年に完成した枯山水庭園「 無の庭 」「 龍の庭 」「 不離の庭 」がある。国宝龍吟院は通常非公開。

■即宗院

薩摩藩の菩提寺。あの西郷隆盛が倒幕計画を練った茶室があります。

■本堂(仏殿)

高さ15メートルの大仏立像を安置。都最大の伽藍を完成させた。鎌倉末期の火災で消失、明治14年にも消失。

龍の天井画が大迫力!

■最勝金剛院(さいしょう-こんごういん)

東福寺境内の東に位置している。東福寺の特別由緒寺院であり、九条家墳墓の管理を行っている。

八角堂と呼ばれる九条兼実公御陵がある。その奥(南東)に九条家11人の墓が立ち並ぶ。

 

■五社成就宮

東福寺の鎮守。

石清水、賀茂、稲荷、春日、日吉の五社神を祀ることから五社明神社とも呼ばれている。

東福寺大鐘楼

1672年(寛文11年)に建てられた。

十三重石塔

1343年(康永2年)、東福寺の創立祈願のため造立された。高さ4.5m。花崗岩製。

■思遠池

思遠池(しおんち)と呼ばれていて、中央に三門へとつながる石橋が架けられている。

初夏から夏にかけて蓮の花が咲き誇ります。

写真のとおり今は枯れて無惨な姿です。また夏にでも見学したいです。

■勅使門

月下門(月華門)、二王門(仁王門)、三門、六波羅門、南門、中門、北門、日下門、勅使門等があります。天皇の勅使をお迎えするときに使います。

勅使門をすぎて六波羅門(最南端にある惣門)を横切り散歩しました。

■三門(国宝:明治30年12月28日指定)

現在国宝の三門の特別公開がされています。2020年12月13日まで

この名前の意味は、「三解脱門」の略

通らねばならない門とされている、空門(くうもん)・無相門(むそうもん)・無作門(むさもん)

1425年(応永32年)、室町幕府第四代将軍だった足利義持が再建した五間三戸、重層入母屋造の建物。足利義持の直筆の扁額「妙雲閣」が掲げられている。

■東司(とうす)

便所の建物のことで、百間便所と称し100人便所ともいわれている。

確かに綺麗な大きな建物と思って写真を撮ったのですが、便所だったとはびっくり!

禅宗の便所では日本最古最大で現存する唯一のものと記されています。

禅僧は用便も修行であり、東司に行くにも厳しい作法が定められている。

当時の排出物は貴重な堆肥資料で、京野菜に欠かせないものとして現金収入の大きい糧となっていた。

■禅堂

選沸場とも称し、坐禅を通じ自己究明の場。僧侶になるための修行道場。

座禅、寝食をおこなうところで昔は400名いじょうの僧が修行を行っていた。

国内最大最古の道場。切り妻の綺麗な建物です。(重要文化財)

■殿鐘楼・経蔵

室町後期の建物。鐘は平安初期の銅鐘で現在は収納庫に収納。

開山・円爾(えんに)こと聖一国師が宋から持ち帰った書跡や貴重な書物を所蔵している。

日下門にもどり東福寺境内を出ます。

■芬陀院(ふんだいん)雪舟寺の愛称で呼ばれています。

中門の途中にあり、室町時代に雪舟が東福寺を参拝するときに身を寄せ庭を作ったゆかりの寺院です。南庭の「鶴亀の庭」雪舟作と東庭の枯山水庭園は重森三玲作が拝観できます。

■中門

東福寺の境内外側の西側には3つの門があります。北より、北門・中門・南門

日下門から西には中門となります。この門も桃山時代のものです。

 

中門をくぐって通りにでると、奈良街道です。

奈良街道の角に、可愛らしいお店があります。今日はお店が閉まっていましたが、ひらがなで『ぱんなり。』と書かれていて気になりました。

あとでネットで検索すると、健康食パンの食パン専門店でした。

奈良街道を南に向かい駅を目指します。

しばらくすると左手に東福寺の南門が見えます。

左手に門を見ながらとおりすぎ、そのまま進むと右手に田中神社があります。

この辺りから、伏見稲荷の雰囲気になります。

神社を過ぎると、コンビニのセブンイレブンがあり、その交差点を右(西方面)にいくと、京阪・鳥羽街道駅に到着

日下門から鳥羽街道の駅まで約8分ぐらいでした。

5・まとめ

今回の散歩コース

京阪・東福寺駅 11:00スタート

臥雲橋(がうんきょう) 11:20

日下門から入り  11:30

通天橋・普門院庭園   11:40

方丈庭園    12:20

思遠池   12:55

日下門  13:10

京阪・鳥羽街道駅 13:20

2020年11月19日 天気:快晴 気温 26℃

半袖シャツ1枚でもいいぐらいの気温で紅葉をこんな気温で見れるなんてラッキーでした。

これから3連休もあり、紅葉のピークとなると思います。

コロナ禍ではありますが、流石に臥雲橋、通天橋は多くの人がいました。もし例年通りの観光客だったらと想像すると、人ゴミで静かに鑑賞できていなかったと思います。

インバウンド客がいない中での京都なんてこんな機会ありません。

「京都観光行きたいけど、人混みで疲れる」なんて思っている方はこの記事の写真を見て下さい。平日ですが、こんなにまばらな状況です。

お土産屋さんや食べもの屋さんで並んでいるところはありません。

私も行くまでは人混みを覚悟していましたが、びっくりするほど人は少ないです。

2時間半程度のぶらり散歩でしたが、京都(東福寺の紅葉)をゆっくり贅沢な気分で味わうことができました。

行政の指導に従いますが、この機会に色々な京都のぶらり散歩をしたいと思います。

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます。

 

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